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第2回がんプロフェッショナル研修会「AYA(Adolescent&Young Adult)世代のがん患者に対する薬剤師のかかわり」

概要

日本のAYA世代におけるがん患者数は年間およそ2万人であり、がん患者全体の約2%と報告されている。近年治療成績が改善している小児がんや成人がんと比べてAYAがんは改善率が低く、この背景として、症例数が少ないため情報の蓄積が困難であること、がん種が多種多様であり希少がんの割合が多いこと、AYAがんを専門的に診療する施設が少ないこと等が挙げられる。AYAがんが抱える問題はこのような医療的側面だけに限らず、この世代特有である身体的、精神的、社会的に変化に富んだ時期であることも関わってくる。AYA世代は就学、就職、結婚、妊娠、出産など多くのライフイベントが訪れる時期に当たり、がん治療以外にも多岐にわたる悩みやニーズが存在するため、これをも支援しながら診療に当たる必要がある。AYA世代のがん治療と治療後の長期フォローアップについて実際の症例を通してその問題点や課題、当院での取り組みについて紹介する。

日時

2021年10月17日(日) 9:00~17:00

開催エリア

東京

主催者

慶應義塾大学薬学部

掲載元URL

https://cpec.pha.keio.ac.jp/o_class/list.html

内容

「AYA世代のがん治療と長期フォローアップ」
平井麻衣子
日本のAYA世代におけるがん患者数は年間およそ2万人であり、がん患者全体の約2%と報告されている。近年治療成績が改善している小児がんや成人がんと比べてAYAがんは改善率が低く、この背景として、症例数が少ないため情報の蓄積が困難であること、がん種が多種多様であり希少がんの割合が多いこと、AYAがんを専門的に診療する施設が少ないこと等が挙げられる。AYAがんが抱える問題はこのような医療的側面だけに限らず、この世代特有である身体的、精神的、社会的に変化に富んだ時期であることも関わってくる。AYA世代は就学、就職、結婚、妊娠、出産など多くのライフイベントが訪れる時期に当たり、がん治療以外にも多岐にわたる悩みやニーズが存在するため、これをも支援しながら診療に当たる必要がある。AYA世代のがん治療と治療後の長期フォローアップについて実際の症例を通してその問題点や課題、当院での取り組みについて紹介する。

「AYA世代がん患者のこころのケア」
平山貴敏
AYA世代は、子どもから大人へと移行する重要な時期であると同時に、就学・就労・恋愛・結婚・出産など人生において重要なライフイベントが多い時期である。この時期のがん罹患に伴う衝撃は計り知れず、病気や治療のみならず様々なアンメットニーズが生じる。細やかなこころのケアが欠かせないが、AYA世代の患者がいきなり精神科医や心理士に相談するのはハードルが高く、抵抗感を示される場合もある。従って、日頃から患者に接する機会の多いプライマリケアチームによる基本的なこころのケアの実践が大切になってくる。今回、薬剤師の皆さんが日々の関わりの中で実践できるこころのケアのポイントと当院の取り組みについて概説する。

「薬剤師目線で考えるAYA世代患者との関わり」
宇田川涼子
AYA世代患者は、学校・仕事・子育てなど、様々なライフスタイルを過ごしながら治療を行っている。薬物治療となると、薬剤師は治療開始前から患者と関わることになり、様々な思いを引き出す役割を果たすことになることも多々ある。薬剤師は、抗がん薬の説明を行う都合上、妊孕性や外見変化についてなどの質問を受けることがしばしばある。詳細な情報提供は専門家に依頼することはできるが、そのような繊細な相談にいつ直面しても対応できる心構えが必要であると考える。また、個人の生活リズムに合わせて、いかに支持療法薬をうまく使いこなすかを考え、提案していくことが薬剤師の役割であると思う。さらに最近では、高額な治療費になることも多く、就労状況を把握し、高額療養費制度についても案内できるスキルが必要である。薬物療法に関連して様々な問題点が生じるため、それらを包括的にケアするためには薬剤師の役割は大きいと思われる。

「〔症例検討〕AYA世代患者に対して、薬剤師として何ができるかを、課題症例を通じて考える~30代の乳がん患者の事例を通して~」
小田泰弘
AYA世代の乳がん患者を通じて、がん薬物治療と副作用マネジメントの学習をします。乳がん患者のがん薬物療法を経験されたことがあると思いますが、AYA世代についての知識はいかがでしょうか?AYA世代のがん患者は治療と就労・整容・妊孕性など、ライフステージや状況に応じたサポートが求められます。今回、AYA世代のがん患者さんが抱える問題に対して薬剤師として何ができるか?AYA世代のがん患者への理解を深めるとともに薬剤師が貢献できる副作用マネジメントとは何か?を考える場にしたいと思います。乳がん薬物治療によって起こる副作用マネジメントとAYA世代という2つのキーワードに焦点を当て、みなさまと実践的な学習ができればと思います。

「がん生殖医療の最前線卵子・受精卵・卵巣凍結法」
山田満稔
思春期・若年成人(AdolescentandYoungAdult:AYA)の悪性腫瘍に対する治療後の性腺機能不全や妊孕性(妊娠する力)の低下が大きな課題となっています。そこで妊孕性を温存する方法として、悪性腫瘍治療の前に未受精卵子(卵子)、受精卵(胚)、または卵巣組織を凍結・保存し、治療終了後で妊娠可能になった段階で、保存している卵子、胚、卵巣を用いて妊娠を目指す方法(妊孕性温存療法)が試みられています。本講演では、AYA世代の患者にとって、希望をもって病気と闘い、将来子どもを持つことの希望を繋ぐ大切な試みになる妊孕性温存療法について、皆様と学びを深めたいと思います。

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「がん・疾患」に関する開催予定の薬剤師向け勉強会・セミナー・イベント

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高齢者の「高血圧」「糖尿病」「脂質異常」に対する忍容性をふまえたアプローチ

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高齢化の進行により、多疾患併存(マルチモビディティ:以下マルモ)の患者は増加しています。マルモ患者では、処方薬も増えがちであり、プライマリ・ケア薬剤師は個別性の高いケアや多職種との連携も必要となり,まさに総合力が試されます。 実際のマルモ症例に対するアプローチをカンファレンス形式で考えましょう。

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第1回がんプロフェッショナル研修会 「小児がん長期フォローアップと移行期支援/薬剤師ができる小児がんサポートの可能性」

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